『二子珈琲』という珈琲屋、はじめました。

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はじめまして。二子珈琲代表の片岡です!

ブログ投稿の第1回目、二子珈琲を始めたきっかけ・想いについて語ります。

偶然がいくつも重なって、二子珈琲というコーヒー屋ができたんです。

数年前の私に今、コーヒー屋を始めていることを伝えたら、ひっくり返るぐらい驚くでしょうね笑

自分が成し遂げたい目標って、なんだろう

大学を卒業し、食品会社に入社した私は営業マンとして働いていた。

優秀な仲間たちに出逢い、日々、切磋琢磨しながら、仕事に没頭。ずっと目標にしていた取引先を入社5年目になって、ようやく担当できて、力不足の部分を補えるよう努力を積み重ねて、徐々に信頼を増やしていった。

目標としていた部分まで到達した頃かな?私の今後のキャリアプランって何だっけ?って考え始めたんです。

会社に提出する『異動希望』を真剣に考えたけど、全然ワクワクしなかったんだよね。

だから何度も大好きな伊豆半島の海岸に行って、海に潜って、空を見上げて、自分のこと見つめ直した。それでも出てこなかった。

自分が成し遂げたい目標って、なんだろう

ずっと、この言葉が自分の周りに取り憑いているようだった。

私の大学時代の友人が、20代前半で事故死した。彼は自分の叶えたい夢を追って、海外に1人で行き、働いていた。彼には恥ずかしくて言えなかったけど、実はその夢をひっそり応援していたんだ。亡くなった彼と会った最期、夢を絶たれた姿をみて泣き崩れた。

そんな体験からかな、人生を悔いなく生きようって強く想うようになったのは。

でも自分が無知すぎた。知っている世界が狭すぎたし、会社を辞めて一歩踏み出す勇気もなかったんだ。

『チーズはどこへ消えた?』

そんなとき、自分の人生を変えるぐらい衝撃的な本に出逢った。

「チーズはどこへ消えた?」

米国の医学博士・心理学者であるスペンサー・ジョンソンが著した童話でありビジネス書。

世界で2800万部販売されたベストセラー。

・変化が怖いのは、変化する前の段階だから。

・恐怖に飛び込むと、 一歩一歩の成長を経て、人生は楽しくなる。

・変化するからといって良い結果には繋がらない。でも変化しないと大きな成功には繋がらない。

「チーズが腐る前に、新しいチーズを見つける旅にでよう」って言葉、そのときの自分の心に突き刺さっていた。変化することへの不安がよぎったとき、この本を何度も読み返した。

友人からの一本の電話

そんなあるとき、友人から1本の電話がきた。

今、カフェやってるんだけど、運営を一緒に手伝ってくれない?給料はほとんど出せないけどね笑

その電話がきたとき、みんななら、どう答えるかな? 私はこう答えた。

よし、転職するから一緒にやろう!半年ぐらい待っててくれ

ここで変化が怖くて断ったら、一生、変われない気がしたんだ。

『二子珈琲』という、コーヒー屋。

転職して、神奈川県に移住し、新たな仕事とカフェのお手伝いという、2足のわらじ生活が始まった。

そんな中、カフェで使用するコーヒー豆にこだわって、オリジナルなものにできたら・・っていう声があがったんだ。そんなとき、自分が手をあげた。

「俺、コーヒー焙煎を覚えるから。納得いく味わいできたら、ここで提供してほしい」

昔の自分だったら、絶対、こんなこと言わなかったよね。不安も多かったけど、ワクワクのほうが上回ってた。

最初は分からないことばかり。何度も失敗を繰り返したよね。でも今の時代はすごくて、ネットで多くのことを調べられる。少しずつ調整を繰り返した。

試飲も何度も繰り返して、納得いく出来栄えができてカフェメニューとしての提供が決まった。

そして個人事業としての『二子珈琲』が始まったんだ。

二子珈琲に込める想い

自分は愛知県出身で、喫茶店の文化で育った。週末は家族で馴染みの喫茶店に行く、あまりにコーヒーが身近な環境だったから、コーヒーのこと知ってるつもりだった。

でも、いざコーヒー屋やってみると、全然違ってて、かなり奥が深いんだよね。

自分は、コーヒー職人じゃないから、他の方と比較すると専門知識や経験が豊富じゃない。でも、いちファンとして、コーヒーを楽しんできた時間は負けていないと思っている。

そんな私が決めた、二子珈琲のモットーは、

「今日を、もっといい日に。」

二子珈琲のコーヒーを美味しく味わってもらいたいって思うし、コーヒーを味わう時間を通じて、皆の時間がもっといい時間になったらと思っている。欲張りだなって思うけど、本気です。

「新たな仲間ができた」

「ずっと伝えられなかったけど、大切な人に感謝の気持ちを伝えられた」

「ずっと勇気がなくて、踏み出せなかったけど、やっと決断できた」

その『場』を作り出す力を、もっともちたい。

コーヒーを通じて、社会を学ぶ・未来を考える場にもしていきたい。

こんな体験ができたら、世の中はもっとワクワクできるし、平和にもなるよね。

最後に。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!

このブログ写真の桜は、私が新しい挑戦のために移住する際、初心を忘れないために撮影したものです。

二子珈琲のこれから、楽しみにみていてください。

一緒に、新しいコーヒーライフを作っていきましょう!  

二子珈琲代表 片岡より

コメント

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